マイクロソフト社の「Internet Explorer」の脆弱性に関する報道について

 
2014年5月1日
「米国政府が、マイクロソフト社製のブラウザソフト「Internet Explorer(IE:インターネット・エクスプローラー)」でセキュリティー上の脆弱性が見つかったとして、不具合が改善されるまで使用を控えるように発表した」と各報道機関から報道されていますが、
これは、Internet Explorerを使ってパソコンで悪意のあるサイトへのアクセスや不審な電子メールの開封、怪しい無料ソフトのダウンロード等をおこなった場合にウィルスに感染して、ネット犯罪に遭う可能性があるというものです。

当行が提供している個人向けインターネットバンキングおよび法人向けインターネットバンキング(ビジネスバンキングWeb)自体には全く問題はありません。

また、マイクロソフト社のホームページに『Internet Explorerの脆弱性からの回避策』が掲載されていますが、現時点で当行のインターネットバンキングでの正常な動作確認はできておりませんのでご注意ください。
なお、当行のインターネットバンキングをご利用いただくうえでのパソコンの推奨環境は以下のとおりですのでご確認ください。
個人向けインターネットバンキングのパソコン推奨環境はコチラ
法人向けインターネットバンキングのパソコン推奨環境はコチラ
当行では、便利で簡単、お得なインターネットバンキングをこれからもお客さまに安全にご利用いただくために『インターネットバンキングを安全にご利用いただくための10箇条』をホームページに掲載しております。個人のお客さま、法人のお客さま向けに、それぞれご注意いただきたいことを纏めておりますので、是非ご確認ください。
それから、10箇条の中でも特に以下の3つの項目については、個人のお客さま、法人のお客さまに限らず、是非お客さまで実施してください。

(1)セキュリティ対策ソフトは必ずパソコンにインストールしてください。
⇒セキュリティ対策ソフトを必ずインストールしてください。また常に最新の状態となるように「自動更新設定」をおこない、新たなウイルスの脅威に備えてください。
セキュリティ対策ソフトをインストールしていないお客さまは、当行が無償で提供している「SaAT Netizen」をダウンロードしてお使いください。

(2)使用されるパソコンのOS、ブラウザソフト等の管理を徹底してください。
⇒パソコンのOSやブラウザソフトは、緊急性の高いセキュリティ更新プログラムが提供される場合がありますので、常に更新できるように自動更新設定(Windows Updateを自動更新にするなど)にしてください。また、サポート期限切れのOS(Windows XPなど)やブラウザソフトのご利用はお止めください。

(3)怪しい(悪意のある)サイトの閲覧、怪しい無料ソフトのダウンロード、不審なメールにご注意ください。
⇒怪しいサイトや無料ソフトには、ウィルスが仕込まれている可能性があります。また、不審なメールの開封や添付ファイルのクリックでウィルスに感染することがありますので特にご注意ください。法人のお客さまでは、インターネットバンキングを利用するパソコンで社員が他サイトの閲覧やブログ閲覧、メール送受信など個人的な目的で使用しないように管理基準を定めるなども有効と思われます。
以上、特に重要な項目を記載しておりますが、この他にもお客さまにご注意いただきたいことを10箇条に纏めておりますので是非ご確認ください。