不祥事件の発生について

 
2013年5月31日
 この度、当行におきまして、下記の不祥事件が発覚しました。
 当行は、コンプライアンスを経営の最重要課題のひとつと位置づけ、不祥事件の根絶に向けて、様々な取り組みを行ってまいりましたが、かかる不祥事件を発生させたことを厳粛に受け止め、深く反省いたしております。
 また、日頃からご支援とご愛顧を賜っておりますお客様、地域の方々ならびに関係の皆様方にご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。

1.事件の概要

 当行元行員(40歳・男性)が、平成20年6月頃から平成24年3月頃にかけて、東長崎支店在籍時のお客様2名から、高金利の定期預金作成と偽って現金を預かる手口で計110百万円(お客様の被害実額約57百万円)を着服していたことが判明いたしました。
 本件につきましては、平成25年4月、元行員が休暇中に、別の行員が元行員宛に電話があったお客様との会話の中で不正の疑いが生じ、行内調査を行ったところ判明したものです。
 また、その後の行内調査で、平成14年5月頃から平成20年4月頃にかけて、17名のお客様から、お預かりした現金や定期預金解約金等の着服を繰り返す等の手口で計約39百万円(お客様の被害実額約11百万円)を着服していたことが判明いたしました。
 なお、当行調査で判明したお客様の被害実額につきましては、当行で全額弁済をいたしております。
 当該元行員につきましては、既に懲戒解雇処分を行っております。
 また、本件につきましては、警察へ告訴を行っております。
 

2.今後の対応

  今回の不祥事件を厳粛に受け止め、再発防止に向け、内部管理態勢の一層の充実・強化を図りますとともに、信頼回復に向けて、役職員一同、全力を挙げて取り組んでまいります。

以上